徒歩でアマガミの聖地巡礼をした男
どうも内臓です。
一泊二日でアマガミの舞台である輝日東のモデルになった銚子市を訪れました。
巡礼ルートは以下の方のブログを参考にしました。
アマガミ聖地を徒歩で巡礼した男の記録|Rikut0|note
※無許可なので問題があれば削除します。
先達の探訪記を漁っていると、徒歩での巡礼はきついとの声を多く目にしました。
しかし最近散歩が趣味になりつつあるおじさんとしては、まあ徒歩でも問題ないべ^^と軽い気持ちで徒歩での巡礼を決めましたが、
結果として2日で約40km歩きました。
これでもフルマラソンの距離より短いというのだからマラソンランナーの方々には平伏する思いですが、1つだけ言える事は徒歩での巡礼は普通にきついという事です。
先人の意見は大切にすべきですね。。
1日目
銚子駅前
銚子駅を出ると見覚えのある景色がすぐ目に飛び込んできます。
アーケードを歩いていると、あからさまな余所者の雰囲気を感じ取られたのか土産物屋のおばさまに声をかけられました。
ガスト銚子店
薫のバイト先です。
裏口をしばらく見つめていましたが当然薫は出てきません。
とりあえず季節限定のパスタを頼みました。
川口神社
梨穂子と初詣したり絢辻さんを素敵な人だと復唱した神社です。
アニメで見た風景そのままでそれだけでもかなりテンションが上がったのですが、そこに流れる潮風や木々のこすれる音が心地よく、まるでここだけ外界から隔絶されたかのような雰囲気を味わうことが出来ました。
薫とのデートスポットです。
展望台からは銚子の街を一望できます。
参考元にしたブログでも書かれていましたが、こうして街を見下ろすと自分が画面越しに見ていたのは普通の街の普通の高校生の日常の一つだったのだと、薫の言葉一つ一つがとても感慨深く感じられました。
エレベーター内の景色。確かに高所恐怖症にはきついのかも?
アマガミ交流ノートも置いてありました。
海沿いを歩いて次の目的地を目指します。
君ヶ浜しおさい公園
薫と歩いたり、七咲とイナゴマスクに変身したりした公園です。
七咲の変身場所に腰を下ろしてしばらくぼーっとしていましたが、しおさいの郷というのにふさわしく潮騒の音と吹き付ける潮風が気持ちよく、ここではゆったりとした時間が流れているようでした。
ここで好きな人と過ごせばまさに2人だけの時間が流れるんだろうな、と潮風で髪をぼさぼさにしながら1人考えていました。1人。。
犬吠埼テラステラス
作品のモデルではないですが、アマガミ交流ノートがあるとのことで寄ってみました。
どうやら若者に人気の施設の様で、例えるならabemaの恋愛番組に出てくるような男女が大勢いて驚きました。
写真はここで醸造しているというクラフトビールです。エール系の華やかな味で美味しかったです。
本当ならこの後参考元通りに旅館に行って温泉を堪能するはずでした。
しかし計画性の無さで飯を食っている自分は、予約日の3日前でも予約取れるべ^^と全く調べもせず余裕をこいていました。
結果はお察しの通りです。
最終的に銚子駅前のビジネスホテルを予約できましたが、徒歩で巡礼するならば絶対に温泉旅館を予約するべきです。翌日の疲労感にだいぶ差が出ます。
2日目
地球の丸く見える丘ふれあい広場
銚子電鉄で犬吠に戻ってきて15分ほどで着きました。
アニメとはまた少し違った雰囲気でしたがのどかできれいな公園でした。
純一がよく眺めていた景色とは少し異なりますが素晴らしい銚子の景色を眺める事が出来ます。
展望館にも行ってみました。
その名の通り、展望台からは銚子の街を360度見渡せます。
交流ノートの表紙は絢辻さん。
銚子マリーナへ向かう途中でポートタワーを発見。
銚子マリーナ海水浴場
七咲と大判焼きを食べたりゴミ拾いをしたりした場所ですね。
作中では商店街で買った大判焼きをここで食べていましたが、実際はかなり距離が離れているのでここで食べるのは難しそうです。
理想を言えば自分も七咲みたいな女子と一緒にここで大判焼きを食したかった。。
しかし現実はここまで歩いてカラカラだった喉を、満面の笑みの増量神がパッケージされた麦茶で潤す他ありませんでした。
自分にとっての七咲は鶴瓶だったのかもしれません。
清川町第一公園
作中でたびたび登場する公園です。
この時点ですでに足痛に顔を歪めた汗だくおじさんだったので周りに不審がられないように気を付けて写真を撮りました。
七崎ブランコや梨穂子滑り台の遊具周辺は日曜日の午後という事もあり、親子連れで賑わっていました。
隣のテニスコートでは高校生が部活をしており、時折聞こえる掛け声や子供の笑い声の日常感が作中の日常をより現実的なものとして感じさせてくれました。
銚子市立銚子高等学校
この時点でかなり疲弊していたのですが、道路の赤い矢印が見えた瞬間に疲れを忘れて急ぎ足で坂を上りました。
手をつないで登校したり、他愛もない会話をしながら下校したり…。
徒歩だったのも相まって、ヒロインと連れだって登下校する場面をありありと想像することが出来ました。
通学路の途中にあった神社にも立ち寄ってみました。
こじんまりとしていましたが静寂の心地よいとても雰囲気の良い神社でした。
学校のすぐ近くという事もあり、これだけ雰囲気が良ければ学生の甘酸っぱい思い出の場所によくなっているんだろうなと勝手な想像を膨らませながらお参りしました。
上野町交差点周辺
次回予告の場所です。
ここもまたアニメの景色そのままの場所で、着いた瞬間は感動を覚えるとともに頭の中では各ヒロインのテーマソングが駆け巡ります。
ただここに来るまでの疲労からか裏辻さんのテーマソングが一番ヘビロテされていました。
これで目的の場所はすべて巡ったのですが、ここまで来たら学校から駅までの下校風景も体験してやる。。と気力を振り絞り駅まで徒歩で戻りました。
今回徒歩で聖地巡礼をしたことによってアマガミ世界の日常を現実のものとして体験できたのではないかと思います。
今まで画面越しに見つめていた特別な景色というのは、実際に歩いてみるとなんてことない普通の街の景色で、現実のこの街に息づく日常の一部だったのだと。
銚子の素晴らしい景観も併せてとても良い思い出になりました。
ただ作品の世界が現実に落とし込まれていけばいくほど、現実の自分の現状と比較してなぜだか胸が締め付けられます。狭心症かな?
今回自分の計画性の無さがもとで行けなかった場所(主に飯系)もたくさんあるので、今度はきちんと計画を立てて市銚祭の時期に再度訪れたいと思います。
こんな酔狂な旅に付き合ってくれる裏表のない素敵な人を募集してます。