【シーズン17使用構築】ボルトゴーリね、わかるわ。 メガオニゴーリ軸【最高&最終2003】
初めまして。モツと申します。
シーズン17お疲れ様でした!
今回メガオニゴーリ軸で人生初のレート2000を達成したので、記念に6世代の総括を含めた記事を書いてみる事にしました。
使用した構築がこちら。
6世代最後のシーズンという事で、とにかく結果を残すべく今期始めは噂の対面構築なるものに手を出してみたりしましたが、これが弱い。というか勝てない。
単純に自分が使い慣れていないという事もありましたが、メガゲンガーくんがノーコンの極みだったのも原因の一つだと思います。彼の周りには有り余った気合が無慈悲にも散乱していました。
結局300戦ほど潜りましたが、1600をうろちょろするだけだったので解散の運びに。
しかし一から構築を組み直している時間はすでになく、逸る気持ちが募る中で、ふと思いついたのが、以前使っていたメガオニゴーリ軸でした。
元々手応えを感じていたことに加え、Sの遅いガルーラスタンが増えている気がしたので思い切って採用。初手にメガゴーリを繰り出し、1:1、あわよくば1:2を取って、周りのポケモンで詰めていく展開を考え、構築を組みました。
以下個別解説。
ボルトロス@命の珠
特性:悪戯心
性格:臆病
実数値:154-x-84-177(252)-101(4)-179(252)
※妥協個体
技:10万ボルト/めざ氷/草結び/電磁波
ボルトゴーリ偽装の一角を担い、予想外の火力を相手に押し付ける珠ボルトロス。
受け出しで出てきた生半可なポケモンを確2に押し込み、相手のサイクルを崩してくれた。ボルト対面に強いのも魅力。
草結びは、PTで誘うマンムー、ドサイドンなどを吹っ飛ばすために採用。気合い玉は当たらないので論外。
また、耐久はないので不意の高火力には注意が必要。すぐ消し炭になります。
オニゴーリ@メガ石
特性:ムラッ気→フリーズスキン
性格:陽気
実数値:メガ前
155-132(252)-100-x-101(4)-145(252)
メガ後
155-172-100-x-101-167
技:恩返し/大爆発/地震/氷の礫
本PTの紅一点にして、初手で進化して相手を「⁉」とさせる枠。わかるわ。
先述した通り、ボルトゴーリの強力な選出誘導力を元に1:1以上を取る。一般的な対面構築であれば、ほぼ間違いなく初手にガルーラが出てくるので即爆発して処理していた。守る警戒からか猫騙しを撃たれてメガバレすることはなく、仮に最速個体とかち合ってしまったとしても、舐めてグロパンを撃ってくる相手が多かったので爆発の成功率は高かった。
他にも初手で誘うニンフィア、ガブリアス、ゲンガー、起点作りのポケモンを葬れる。ここで重要となるのが礫で、討ち漏らした襷ガブゲンや、鬼火or気合い玉以外の行動をとったhsメガゲンガーを恩返し+礫で倒し、1:2の展開までもっていくことが出来る。
メガオニゴーリの技候補として他には守るが挙げられるが、個人的には礫の方が使用感が良かった。碌でもない能力上昇を引きまくっただけとは言えない。
※爆ぜる時にこれを唱えることを強く推奨
「 契約に従い、我に従え、氷の女王。来たれ、とこしえのやみ、えいえんのひょうが。全ての命ある者に等しき死を。其は、安らぎ也。『おわるせかい』 」
ニンフィア@カゴの実
特性:フェアリースキン
性格:控えめ
実数値:191(164)-x-96(84)-174(232)-151(8)-83(20)
※めざ炎個体
技:ハイパーボイス/めざ炎/瞑想/眠る
眼鏡ニンフィアの流用個体。
ねむカゴニンフィアの特殊への詰ませ性能を持ちつつサイクルへ圧力をかけられたので、意外とこの調整は合っていたのかもしれない。
無難に強かったが、10万の麻痺と急所をよく引く子だった。
ギャラドス@メガ石
特性:威嚇→型破り
性格:陽気
実数値:メガ前
171(4)-177(252)-99-x-120-146(252)
メガ後
171-207-129-x-150-146
技:滝登り/氷の牙/地震/竜の舞
技範囲を広げた3ウェポンのメガギャラ。
一舞した後メガバシャーモに負けたくなかったので最速。
ミトム、ヒトム、鋼ポケモンがいてメガオニゴーリが出しづらい際に、舞って全抜きを狙っていく。…はずが基本的に火力が足りない。A155もあるのに。不思議だなぁ。
加えてこのPTで一番自覚がなく、よく痺れ魚や焼き魚に調理されていた。
ガブリアス@拘り鉢巻
特性:鮫肌
性格:陽気
実数値:183-182(252)-116(4)-x-105-169(252)
ガブの中で一番好きな鉢ガブ。本当に病みつきになる火力をしている。
両リザに対応できるように陽気にしたが、特に火力不足は感じなかった。
初手で出すも良し。メガゴーリで一貫を作って暴れるも良し。
基本的に技は三つしか撃たなかったが、絶対にステロは要らない。一回も撒かなかったので、ナットレイに撃てる炎の牙でよかったと思う。
特性:疾風の翼
性格:陽気
実数値:175(172)-101-122(244)-x-89-173(92)
技:ブレイブバード/鬼火/羽休め/挑発
2000到達のMVP。その瞬間まで一回も鬼火を外さなかった。控えめに言って神。
調整はよくある準速メガマンダ抜きの奴であるが、ひとたび有利対面を取った時の強さたるや。物理はもちろん受けに来たカバルドン、場合によっては受けループやクレセリアをも完封できる。
このPTではアタッカーに見えるのか、ゴツメアローを警戒されることはほぼ無かった。
ゴツメアローが数を減らしていたのも追い風だったかもしれない。アローだけに。
このポケモンは本当に自覚が凄まじく、敗戦濃厚な状況からプテラのエッジを避け鬼火を当てて3タテを喰らわせた時は脳汁がドバドバでした。
基本選出は特に決めていませんでした。取り敢えず爆弾氷を投げましょう。
強いて挙げるとすれば、クチート、ハッサム入りのPTにはアローとギャラを積極的に選出し、受けループにはメガゴーリ、アロー、ボルトという選出をしていました。
特にハッサム入りと受けループに対しての勝率が良かったです。
重いポケモンはゲッコウガです。これ毎シーズン同じ事を言っているような気がします。特に今シーズンは流行っていたのになぜ対策しなかったのだろう……?
誰か奴からごみ箱を取り上げてください。何でもしまむら。
最後に
今回目標としていた2000を達成することが出来、本当に嬉しく思っております。しかし人間欲深いもので、満足するかと思ったらもっと上のレート、順位を目指したくなってしまいました。本当恐ろしいゲームだなとつくづく思います。
ここまでの過程で嬉しいこと、悔しいこと、様々な感情が入り乱れて、愛憎が入り混る時期もありました。それでもポケモンとはやっぱり楽しいゲームだったな、と。自分でポケモンや構築を考えたり、動画や生放送を見たり、オフに出てみたり、そして実際にレートで戦ってみたり。その一つ一つが大切な時間で、決して無駄ではなかったんだなと今は素直にそう思えます。
しかしこれで終わりなどではなく、この楽しみは無限に広がっていくんだと思います。
なにより新作も出ますしね。サンムーン、楽しみにしています。
長々と書き綴ってしまいましたが、収拾がつかなくなる前にここらへんで締めようと思います。
駄文にお付き合い頂きありがとうございました。